腎臓内科では、専門医による腎臓の機能低下に伴うさまざまな症状や疾患の診療を行います。むくみ、夜間頻尿、尿の色や量の変化、疲れやすさ、貧血などが見られる場合は、腎機能の低下が疑われます。腎臓の病気は初期には自覚症状が少なく、気づかないうちに進行することが多いため、早期の診断と管理がとても重要です。当院では、慢性腎臓病の早期発見・進行予防に力を入れており、患者様一人ひとりの状態に合わせた治療を行っています。
腎臓疾患の初期症状は、多くの場合自覚症状が出ないことがあります。進行すると慢性腎臓病や腎不全に繋がり、人工透析が必要になることもあるため、早めに医療機関への受診をお勧めします。
腎臓の機能が低下すると、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、むくみが現れます。特に足や手、顔が腫れやすいです。
腎臓の機能が低下すると、夜間に尿の排泄量が増えるため、夜間にトイレに行く回数が増えます。
尿の色が濁ったり、泡立ったりすることがあります。また、尿量が減ったり、逆に増えたりすることもあります。
腎臓が正常に機能しなくなると、体内の老廃物が排出されにくくなり、倦怠感や疲れやすさを感じることがあります。
腎臓は赤血球を生成するホルモン(エリスロポエチン)を分泌していますが、腎臓の機能が低下すると、このホルモンの分泌が減り、貧血をおこすことがあります。